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小国中鑑賞教室 最終日

8月23日(水)今夏最後の小国中学校1年生の鑑賞教室が行われました。

鑑賞教室は計6回。中学生は都合のいい日を一日選んで美術館にやってきます。約2時間の教室の前半は館内で作品鑑賞、後半は庭に出て美術体験をします。

この日は最後の6回目で、女の子4人の参加。これまでと違い、しっとりと教室が始まりました。

 

前半の作品鑑賞の始まりがまた、昨日と対照的。説明が終わるとみんなサッと立ち上がり、絵をぐるぐると見て回ります(5周くらいした子も・・)。

鑑賞の時間内に、現在開催中の展覧会の作品の中から5点を選んで、自分だけのオリジナル展覧会を企画します。じっくりと絵を選び、じっくりと配置を考え、あっという間に一時間を超えていました。すごい集中力です。

今回は自然の中か空想の場所に展示してみたいという意見に分かれました。森の中、滝、空想の森、空想の外国風博物館。丁寧に描かれた配置図も印象的な仕上がりでした。

 

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後半、美術館の前庭でアーティスト吉村形さんによる美術体験です。

芝生に突きさした桜の枝を、どんどんつなげて組み立てて増殖させていきます。

これまで参加した中学生たちが少しずつつなげて大きくしてきた桜の木の構造物に、さらに手を加えていきます。大きく広がった枝や、太くて短い枝、次々手にして紐でくくりつけたり、オレンジの濃淡の絵の具で色をつけたり。

はじめは遠慮がちだった女の子たちでしたが、一つ枝をくくりつけ、小さな枝きれに色を塗ってみたら…「ここにもつけてみよう」「ここをオレンジに塗りたい」と、だんだん作業に没頭していきました。

形さんも、大きな声を出すタイプではなく、女の子たちもキャッキャと騒ぐわけでもなく。静かだけど熱中してる、そんな雰囲気でした。

 

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教室が終わり、みんなが帰ってしまった後、お迎えを待っている間にひとり黙々と制作を続けた女の子がいました。どうしてこんなにまっすぐで気に満ちた子が育つのか・・。

小国の懐の深さを感じた鑑賞教室最終日した。