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「墨と黒」、心のウォーミングアップ

 

現在開催中の展覧会「墨と黒ー日本の黒が伝えるものー」は、3月12日までです。

 

 

 

いま、展示室内には、実はいつもと少し違った展示のしかけがあります。

「黒」をテーマにした今回の展覧会をより楽しんでいただくために、いきなり作品を見る前に、まず心の準備をしていただこうということで、用意しました。

 

 

展示室に入ったところに机が置いてあります。

 

 

机の上には二枚の案内があります。

 

「展覧会を見る前に −心のウォーミングアップー

ここに、さまざまな素材の「黒」が並んでいます。質感の違いによって、どんな印象を受けますか。それぞれの黒を見た時にあなたの心に浮かんだ言葉を書いて、テーブルに掲示してください。

どうですか。心が動きましたか。

それでは、どうぞあなたの心の動きに身を任せて作品をお楽しみください。」

 

「どんな言葉が浮かびますか?

〕諭垢柄悩爐痢峭」をよく見る

△修譴召譴痢峭」を見て心に浮かんだ言葉をふせん紙に書く

「黒」の前の台に貼る」

 

 

 

入口から入って正面の壁に、いろんな「黒」が並んでいます。

 

 

どれも黒であることと、サイズはほとんど同じですが、素材はさまざまな「黒」です。

布の黒、鉄の黒、紙の黒、木の黒、ビニールの黒…。

 

 

それぞれの黒を見てみなさんが心に浮かんだ言葉が、いろいろ書かれています。

「夜明け」「労働します」「生活」「よくがんばった」

 

「カンッ!」「つめたいさみしい」

「冬の日本海の夜」「やがて動く」

 

 

質感だけが違うさまざまな黒を見て、みなさんがご自身の中で反応したいろんな情景、いろんな感情、音、連想したものなど、言葉にして並べて下さいました。

 

***

 

同じ形の同じ黒の、微妙な質感の違いをじっくり味わった後は、善三先生の黒、黒、黒の作品の数々も、表情豊かに見えてくるから不思議です。

 

 

ぜひ心のウォーミングアップをして、ご覧ください。

※上の写真は、特に黒い作品が集まったコーナーです